教派・信仰告白について

コイノニア・クリスチャン・チャーチは、信仰告白としては、使徒信条を告白します。
教派としては、福音派(聖書信仰)に立ちます。聖書の基本的教えに立ち、幅広い福音的協力にあずかってきました。
福音派における具体的なかかわりとして、日本福音同盟(JEA)の加盟教会・会員です(1992年2月27日加盟承認)。

なお、当教会の礼拝では聖書は「新改訳2017」を使用しています。また讃美は、日本福音連盟新聖歌編集委員会の「新聖歌」を用いています。

4つの基本的立場

当教会の基本的な立場は、次の4つです。

  1. プロテスタント教会
  2. 聖書信仰に立つ福音派の教会
  3. 単立教会
  4. 自給教会

当教会は、①プロテスタントの信仰に立ちます。②聖書信仰に立つ福音派の教会との幅広い宣教協力に共に与かってきました。③単立教会であることが「孤立」になることなく、むしろ牧師の転任のない単立教会であるがゆえに、地域に深く根差し諸教会との継続した宣教協力の関係の中に歩み続けてきました。また、④特定の教団等からの支援に依存しない自給教会として歩んできました。

以下に、これらの特質の具体的な表れとして、これまでの当教会の歩みの一部を紹介します。

これまでの歩み

当教会は、北区・豊島五丁目団地で子どもたちを対象に始めた土曜学校にさかのぼります。1980年5月11日(日)に開所式を行ない、「コイノニア・キリスト教会」という名称で正式にスタートしました。

その後、1987年10月に現在の地に移転し、1993年4月1日をもって名称を(単立)コイノニア・クリスチャン・チャ-チと変更しました。この名称は、やがて教会や伝道所を開拓した際に、教団/連合の名称として使用することを想定したものです。また、王子3丁目の現在の会堂は、教会所在地を覚えて「王子福音キリスト教会」とも呼んでいます。

【地域宣教の使命】 北区の王子・堀船・豊島、さらには神谷・東十条・足立区新田を含む広い地域は、住宅地で多くの人口を有します。当教会は、これらの地域への福音宣教の使命をもって活動しています。

【地域教会との交わり】 北区の諸教会は、毎年合同で北東京シティクリスマスを開催しています。当教会は、1990年の第1回から参加し、現在も実行委員会の一員として、継続して参加しています。北東京シティクリスマスの実行委員会には信徒委員も送り出し、教会を挙げて地域の諸教会との信頼関係を深めてきました。

【日本福音同盟JEAにおける宣教協力】 当教会は、日本の福音派諸教会の交流・協力機関である日本福音同盟(JEA)に加盟しています。当教会は、JEAと深いかかわりを持ってきました。

【日本伝道会議】 全国の福音派の会議である日本伝道会議の働きに、牧師を送り出してきました。2023年の第7回日本伝道会議(岐阜)には、堀部牧師夫妻が参画しました。

【超教派伝道集会における宣教協力】1980年「'80年ビリー・グラハム東京国際大会」、1992年「ジェリコジャパン」、1994年「ミッション'94 ビリー・グラハム東京国際大会」、1995年の本田弘慈師の「日本縦断伝道東京大会」、2003年の「JEA世界宣教青年大会 SSST青山」、2012年の「JEA日本青年伝道会議」などに、教会として参加したり、あるいは、参画する牧師を送り出したりしてきました。

【放送伝道における宣教協力】 当教会は、太平洋放送協会(PBA)との宣教協力においても、牧師を送り出してきました。

【高齢者施設】 高齢者施設キングスガーデンでの礼拝奉仕と交わりを続けてまいりました。

【ケズィック・コンベンション】実践的ホーリネスの促進を目指すケズィック・コンベンションの委員として牧師を送り出してきました。現在は、堀部里子牧師が委員を務めています。

まとめ:福音宣教のために

このように、コイノニア・クリスチャン・チャーチは、地域に根差した宣教協力から始まり、聖書信仰に立つ福音派の教会として、教派を越えた幅広い宣教協力に力を注いできました。教団に属さない単立教会として、財政的に外部に依存しない自給教会をモットーとしながら、むしろ諸教会との豊かな交わりと協力の中に歩んできました。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(新約聖書・ヨハネの福音書3章16節)